ロードバイク Advent Calendar 2020 1日目
石の上にも三年と申しますが、自転車のアドベントも三年です。(2019,2018)
今年もよろしくお願いいたします。

初日なので簡単なアドベントカレンダーの紹介と雰囲気をお見せします。
さらっとお目通しいただければ幸いです。
明日はばるさんのブルベ新規参加者のための装備チェックリストです。

目次

アドベントカレンダー

アドベントカレンダーとは

アドベントカレンダー本来の意味は日付部分に小窓がついているカレンダーのことです。
小窓の中に入っているお菓子を毎日食べながら、12月1日から25日までを楽しくカウントダウンできます。
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インターネットでも2010年ごろから食玩のアドベントカレンダーを真似した企画が始まったようです。
「参加者が持ち回りで記事を書いて読むことで、毎日ちょっとずつおいしい/楽しい」記事をプレゼントしてくれます。
Web版のアドベントカレンダーは、プログラムやWeb技術などの技術を記事にする比率が高かったのですが、近年はQiitaは技術寄りでAdventarは趣味寄りの記事が多いように感じます(個人の感想です)。
このような複数人で取り組む企画が多様化して広がっていくのはとても素敵なことだと思います。

ロードバイクアドベントカレンダーとは

このアドベントカレンダーは自転車の楽しさや辛さを語る場所です!
最初の記事はゆるく始まり、きっと最後の記事もゆるく終わることでしょう。
もちろんロードバイク以外の内容でもかまいませんし、ロードバイクに関連するプログラムの話も大歓迎です!

自転車に乗っていてアドベントカレンダーに興味のある方にとっては、多分このカレンダーが一番楽だと思います。
ブログを持っていたり放置していたりする方は、空いている日にちをポチってブログを活性化させるチャンスです!さあ!
(カレンダー初日のあいさつ)

ふりかえり

例のアレ

今年の象徴は何といっても新型コロナ(COVID-19)ですね。
これは歴史や政経などの教科書に載り続ける歴史的な出来事でしょうし、人間は公共の場に出る時にマスクを着けることが常識として定着していくのでしょう。
数年後の恋愛マンガでは「外でマスク外すなんて恥ずかしい…」なんて言いながらキスするシーンだって当然の描写になりうると本気で思っています。
私には関係ない話ですが。

さて自転車に乗る環境自体も今年は大きく変わってしまいました。
今年何があったのかを記録しておくことは、未来の人類にとって大きな遺産になると本気で思っています。
今日のブログは新型コロナの影響を少しだけ書いてふりかえりとします。

サイクリングイベント

様々なイベントが中止や縮小を余儀なくされました。
なにしろオリンピックが延期ですから、イベントを強行したら糾弾されかねない異常な事態となりました。
ヒルクライムやロングライドイベントの開催状況をいくつかピックアップして表にまとめてみました。
※中止の場合の記念品や返金など、事後対応については記述しません。
※「約1年間の延期」も開催状況は中止と記述しています。

イベント名 開催予定 開催状況
ツール・ド・八ヶ岳 4月 中止
キャラクターエンデューロ 4月 中止
アルプスあづみのセンチュリーライド 4,5月 中止
日本の蔵王ヒルクライム・エコ 5月 中止
佐渡ロングライド210 5月 中止
榛名山ヒルクライムin高崎 5月 中止
ツール・ド・美ヶ原 6月 中止
つがいけサイクルクラシック 6月 中止
乗鞍スカイラインサイクルヒルクライム 7月 中止
下北半島ロングライド 7月 中止
ツール・ド・のと400 9月 中止
まえばし赤城山ヒルクライム 9月 中止
嬬恋キャベツヒルクライム 10月 中止
青森一周RAAMクオリファイア 8月 開催
秋のMt.富士ヒルクライム 9月 開催

イベント主催者が企画立案し、年単位に渡って調整したイベントを止める苦渋の決断を迫られたことを想像するだけで、胸が苦しくなります。
いくつかのイベントは細心の注意を払い、運営の見直しをしながら開催に踏み切りました。
いずれにせよ、これらの決断をされた皆様に敬意を表します。
来年以降はまた無事に開催できることを心から祈念しています。

バーチャルライドイベント

その一方で、赤城山ARヒルクライムなどのゲームやARを使ったライドイベントを法人、そして個人が主催しています。
仕事によっては土日の泊りがけで出かけられない方もおられるので、ニューノーマルでイベントが多様化することは必ずしも悪い事ではないと個人的に思っています。
私は早起きが超しんどいのでバーチャル大歓迎とか言わず、やはりリアルを好みますが、それは人それぞれで。

なおVRヘッドセットをかぶると汗だくになった時に大変(1敗)なので、ローラー台でもがいても大丈夫な通気性の高いVRの開発をお待ちしております。

日常の自転車

普段の自転車からマスクの有無やグループライドのソーシャルディスタンスが議論の俎上に出されることとなりました。
緊急事態宣言で不要不急の都道府県外移動を行わないよう呼びかけられ、輪行や車による遠征、ロングライドにすら影響が出たことも記憶に新しいです。
その一方で公共交通機関を避ける意図かステイホームの需要か分かりませんが、自転車関連の株式やスマートローラーの価格が高騰するなどの需要も喚起されました。

事故

外出自粛やリモートワークの影響か、2020年度上半期の交通事故数は過去最少となりました。
ただし自転車事故の死者数に限定して見ると、昨年から微増(199→206)しています。
前述の需要で自転車に乗る人の数が増えたことの影響かもしれません。
参考: e-Statより「令和2年上半期における交通死亡事故の発生状況及び道路交通法違反取締り状況等について」(PDF)

余談ですがヘルメット着用有無別死者数では、ヘルメット無しと有りでは200:5の比率でヘルメット着用時の方が圧倒的に少なくなっています。
ヘルメットを着用する人の母数が非常に少ないことも影響していると思いますが、命を守るためにヘルメットを着用しましょう。
私はヘルメットがなければこの記事を書いていられなかったでしょうから、その大切さを身をもって体験しています。

まとめ

アドベントカレンダー初日の記事ということで、広く浅く今年を振り返る内容としています。
これを読んで物足りなさを感じた方も、ブログネタを思い付いた方もそうでない方もロードバイク Advent Calendar 2020お気軽にご参加ください

画像について

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